カテゴリ:読書( 5 )

パパ「やぁ皆さん、おそろいでどこかお出かけですか?」
職員(隊長)「我々は動物園の職員であります」
パパ「ほぉうそれはそれは、ご苦労様」
 ~中略~
隊長「ちょっとまった、第一そういうお前さんだってカバではないか!?」
パパ「違う!私はムーミンパパだ!この家の主人だ!」
隊長「確かにこの家の主人だな?」
パパ「そうだ!」
隊長「諸君ッ!我々はこれよりこのカバの家に突入するッ!!突撃準備ィ!!」
パパ「それは不法家宅侵入だぞォッ!!」
隊長「煩い!お前たちカバ一家も動物園に収容する!扉を開けろ!」
パパ「ムーミン一族の象徴、この帽子に誓ってお前たちを中へはいれん!」
トーベ・ヤンソン&ラッセ・ヤンソン作 楽しいムーミン一家5 より
帽子が象徴だったのか。それに誓えるくらい、象徴って大切なもんですね。
「私はトロールだ!」ではなく「私はムーミンパパだ!」
カバじゃないもん。動物園に収容されてたまるもんか。

タイトルと内容があってない。

「ねぇ、ママ。自由って素晴らしいね。」
うさんくさい科学によって論理的であると判を押す。
保護・保障されてるうちに、自由を与えられるくらいなら管理された方がましになっちゃう。
[PR]
by 18682012 | 2011-06-08 23:39 | 読書
私がこの数週間にうけた大きな印象のただわずかを私は書き得ただけです.政治的並びに社会的問題については何も言わずに、なおまた日本の婦女--この花のような人たち--の特質についても私は黙しました.なぜならここには死滅する凡庸者は詩人に言葉をゆずらなくてはなりませんから.それでも一つのことが私になお心に残っています.確かに日本人は西洋の精神的産物に驚き,そして効果をもって,また大きな理想主義をもって科学に沈潜しています.けれどもそういう場合に,彼が西洋以前にもとからもっていた大きな財宝,即ち生活の芸術化,個人的欲求に於ける質朴さと簡素さ,そしてまた日本的精神の純粋さと平静さ,それらをすべて純粋に保存することをどうぞ忘れてくださいますな.
石原純著 アインシュタイン講演録 より
着物を着ている白黒写真を見て「え、日本?」と驚く同世代をみて大丈夫かと心配するのを通り越して茫然とした。いや結構最近ですよ。
[PR]
by 18682012 | 2011-02-16 18:47 | 読書
武光誠 角川ソフィア文庫

三大のキリスト教・イスラム教・仏教に、ユダヤ教・道教・ヒンドゥー教・神道の四つを加えて七大です。私の重たい頭にはいっぺんに入りきりませんでした。いやしかし、こんなに各宗教の世界観とは違うんです。でも発生はどれも、縛られたいからだと私は思います。タイトなジーンズに捩込む感、だだっぴろく野放しにされたら放心しそうです。自由には責任が伴ってしまいます。困ったときの神頼み。

多くの日本人が自分の宗教を意識するのは、葬儀の際くらいでしょうか。年末年始などクリスマスに騒ぎ、除夜の鐘をきいて初詣に行く混線っぷり。

しかし敬虔な信徒さんだっていらっしゃいます。浄不浄の観念は難しいです。食べ物に制限がある方を見ていると、余所へ行くと何かと大変なように見受けます。だがしかし、信じるものがあると言うのはすごく心強い事だと思います。

【引用】
『困ったときに、じぶんにない大きな力を持ったものが、力添えしてくれる。(中略)各宗教で崇拝の対象となった存在は、「父」にも「母」にもたとえられてきた。』
父、母と言われてもぴんとこない私は学校とお塾で野放しに育てられた現代っ子な気がします。家を出ても洗濯機はあるし、コンビニもある、奨学金だって給付される。そしていつの間にか社会人。共働きだとそんなものになってしまうんでしょうかね。我ながら実に淋しい人間性をしてると思います。ありきたりな言葉ですが、こんなに大きくなるまで育てて下さっただけで、偉大な親です。帰省くらいしようと最近ようやっと気づけた親不孝者です。帰ったら嫌になるのでしょうけど、肉親ですもの。

父母は絶対なんでしょうか。幼児はそうでしょうけど。自分の頭を回さず一事象の例えで、盲信するのは愚かです。原点に戻って教えの意味由来を考え、その前後の脈略を見る必要があるでしょう。「君達は馬鹿だ」と良く言われました。馬鹿だから、解らなかったり気づけなかったりしますが、全能ではないから勉強して考え続けてるんです。

K曰く、「精神的に向上心の無いやつは馬鹿だ。」人が脈々と育んできた宗教は英知の結晶でしょう。学んでおいて絶対に損はないはずです。

その前に、私の文章は脈絡がなさすぎます。なので、言いたい要点をまとめて並べられるよう励みます。
[PR]
by 18682012 | 2011-02-16 02:36 | 読書
臼井儀人 双葉社

この巻で臼井儀人さんの描いたお話は収録終了です。けれども引き続き別の方が描いてるんですね。

20巻あたりまでは読んだことがあるのですが随分まえのことで、正直あまり覚えてません。こゆい本ですね。以下ネタバレ注意。

屈底アツミちゃんとアツコちゃん親子にまじびびった系。なんだこいつら的な。母娘でお揃いの服に対等な口の聞き方、親の威厳はいずこ。米を炊けないと食費かさんで仕方なかろう。惣菜は高い割に美味しくない、加えて添加物。多忙なんでしょうか。現代っ子は個人主義と言われますけど、口調はもの凄く相手の出方を伺っていて不思議です。断定する自信と勇気と脳みそが足りないのか。もう「子」とかつけて良い年齢じゃないですね。

ネネちゃんがうさぎで殴りつけてしんちゃんをKO。そんな用途初めて見た。横暴で口うるさい、なんでみんな彼女に噛み付かないのか理解できない。

かざまくんが催眠術でメイドに。気色悪いな。最近の男の娘や女装家(?)ブームは、女性の方がお得だと男性が思い、なおかつ、女性の横暴下品化から起きているのだろうか。
特別収録 幻の未発表作品「オラ、みんなのために頑張るゾ!編」が1ページ目からとばしてる。少し抜粋。

ネネちゃん「差別しないで全員守りなさいよ!!」
カザマくん「うむエコでいいね」
カザマくん「不法侵入!!ストーカー行為!!」

園児だなんて嘘でしょう。


作者は非常に若い感性の方だったんですね。もしもひまわりがもうちょい歳とったらパラレルも面白いです。
[PR]
by 18682012 | 2011-02-13 06:54 | 読書
コナン・ドイル, 駒月雅子=訳 角川文庫

新訳が発売されていたので読みました。テーマがセンセーショナルと言う理由で、短編集を出す際に省かれていた「ボール箱」が載った「回想」です。

超が付くほど有名作であり、読者各個人が既にホームズとワトスンの人物像を持っています。そのため、新しい訳を出すのは大変です。映像作品をみたり他の訳や原文を読んだりしたせいか、喋り口調など実に現代的すぎて少し違和感を覚えてしまいました。村上春樹が翻訳すると売れる、というのを思い出しました。

以下ネタバレ注意です。
「ボール箱」、なぜ収録することができなかったのか理解出来ないです。それは君が馬鹿だからだと聞こえてきます。時代背景でしょうか、今では「黄色い顔」の方が問題視されそうに思います。

大英帝国様様な大航海時代の作品であり、興味深い描写があちこちにあります。インド帰りの軍人、船関連のものがちらほらあったり、パイプをみんなふかしていたり。「アメリカ原住民のような無表情」と比喩されても、現代日本に住む私には想像できないです。

紅茶や金銀を漁るために地球の裏へ危険な船旅をする。領地を制圧し俺が俺がと世界の頂点に立とうと欧州各国牽制しあう。ローマ帝国から彼らの世界制覇という目標は変わりませんね。

作者の都合で回想の最後に宿敵の元教授と滝壺へ…しかし、大人の事情で謎の復活をとげるホームズ。またもや復活させようとしてるという話を伺いました。遺族の許可のもと、現代作家が書くそうですが、別物でしょう。コカイン使わない、壁に拳銃で文字を穿たないホームズなんてやだやだ。
[PR]
by 18682012 | 2011-02-12 19:43 | 読書