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監督 ハワード・ホークス
出演 ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ウォルター・ブレナン

以下ネタバレあり。


「用があったら口笛を吹いて」だったかなんだかがアオリとして使われていたアーネスト・ヘミングウェイ原作「To Have and Have Not」の映画。しかし、そのセリフは劇中でてこない。原作の跡形もないと評判。ヒロインに惚れ込んじゃって脚本変わりまくったそうで、いきあたりばったり。ヒロインは劇中「スリム」と呼ばれ、当時のモデルや女優としてはかなり細身。強く恰好良い女性像として今でも(フェミ跋扈ガリ気味推進の今だから?)人気のローレン・バコールさん。トルソーより締まったお腹なコルセット体型。アメリカ人男性の理想の女性像は昔から自立した強い女性だったんでしょうか。大和撫子は絶滅してもその人気は不滅だと私は思っている。アメリカの大胆な気質には合わないかもな。ヒロイン役者当時19歳で緊張してるようですが、妖艶で生々しい。素性不明で手癖も悪い、けど茶目っ気がある。現代のマドモアゼルがはまるのもわからないでもない。スター女優を作りたかった監督的には大成功だろう。

大戦中のフランス領カナリア諸島が舞台ですが海は靄がかってます。モノクロなので良いんですが釣りの際、爽快感がない気がした。カジキはなぜカジキだったのか、鮫じゃだめなのか。カジキも蜂も刺す?いや、ソードフィッシュだしな。考えるだけ無駄かもしれん。ところで公用語は英語なのかな。
結局口笛ふかないのか、もったいない。髭剃ってそして最後にキスでしめるのさと妄想したけどなかった。警察出たあと向かったバーの名前がゾンビで、嫌な感じがしたのになんにも起こらんというジーザス。「死んだ蜂のがたちが悪い」は伏線かと思いきや、警官殺してこれから盛り上がる!?てとこで終わる。先読みのしすぎなんて意味のないことは止めて。

見所は上記のヒロイン、酔いどれを演じるウォルター・ブレナン、ハードボイルなボガート。あとまったりした音楽とまったりたゆたうタバコの煙。遠近感とか時間の流れとか…ハリウッドはわからん。モノクロ映画は画面が締まって見える。

字幕も喋ってる言葉も年代をなんとなく感じた。アメリカ英語も変わってってんだなあ。
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by 18682012 | 2011-03-24 02:50 | 映画