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監督 スタンリー・キューブリック
出演 マシュー・モディーン、ヴィンセント・ドノフリオ

ネタバレ注意


「貴様らはウジムシ以下の存在だ」

前半は海兵隊新兵訓練。後半は前半で兵器と化した海兵隊員のベトナム戦争市街戦。

最初からクライマックス。唐突にバリカンで丸坊主に刈られている場面から始まる。そして、訓練教官が韻を踏みまくりの無駄に豊富な語彙で汚い罵倒をリズミカルに浴びせ掛けてくれる。ランニング中の声出し曲は癖になる。開放感溢れる美しい景色は、堪らなく戦争とは不釣り合い。太陽光による撮影は綺麗に見える。暗くて大変だったろうな。

ジョーカーとあだ名をつけられた兵隊の物語。運動能力の劣っていた訓練兵の微笑みデブが、狂ってく。「ジョーカーは優しくしてくれてると思ったのに殴られた。教官は射撃の腕を認めてくれた。けど、ジョーカーさえ俺を否定した。」→便器に座ってM14握りしめ→教官「なんだこの糞ミッキーマウスは!!」→ジョーカーの目前でパーン。なのかな。
ミッキーマウス:哀れな、愚かな、無意味な、と言う意味らしい。


後半は箱庭のような戦場。派遣されたジョーカーは、胸にピースマーク、ヘルメットにBorn to Kill。平和の為に殺人が必要、ということか。二重性とか言ってはいたが。途中に少しドキュメンタリー調になるけれど、基本第三者視点で綺麗な映像。
終盤、訓練所同期が狙撃されジョーカーの腕の中で息絶える。狙撃手を探しにアジアンな内装の建物に侵入。AK47を持った現地人の少女が一人いたのを撃った。中盤に女子供でも殺したのかと他人に尋ねたジョーカー。殺せと嘆願する少女。背景に逆さ五芒星。初めて人を撃つジョーカー。
ミッキーマウス・マーチを合唱しながら炎の中歩く。戦争は意味の無い空しいものなのか。

そしてエンドロールはストーンズのPaint it Black。


元気になれる罵倒。字幕翻訳原田氏ブラボー。日本語吹き替えは残念ながら存在しない。ドイツ語迫力あります。イタリア語はなんかかわいい。

狂わせた人材を戦場に輸出。けどずっと戦争してる米国が何言ってもね、戦争は必要なんでしょ。反戦映画と言われるけど、わからん。モノはとらえ様だなと思う。馬鹿な頑固者に何言っても無駄。
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by 18682012 | 2011-02-28 00:06 | 映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 トム・ハンクス、エドワード・バーンズ、マット・デイモン

2時間50分ある。ノルマンディー上陸作戦時の舞台裏フィクション。リアル武器兵器にこだわり。おなみだちょうだい戦闘もの。凄まじい音響と映像。

ネタバレ注意


わざわざ1人のために8人を遣わすという物語の起こりが理解できなかった。なので何してるんだ感が見てる間中あった。上の命令通りにしか動けねんだよ!そして本人発見後、帰れと言われてもほれ見ぃや!という結果。なんだこの茶番劇。

息子皆戦死知らせが母に届くのはあまりにも残酷だ。WWIIの原因である世界恐慌を米ドル刷りすぎで起こした、米本土が無傷であることの方が残酷な史実だ。


ネオナチを連想させる坊主頭なドイツ軍。降伏しろと歩かせたドイツ兵が再び敵として現れる。腕でも撃っておけばな。決して好意的表現ではないのでは。また独軍捕虜に「俺ユダヤ人」とアピールしてる姿も気持ち良いものではなかった。監督がユダヤ人であるためますます気になった。
宗教感や欧州事情を理解できてないので、何がまずいとかちょっとわからないですけども。ドイツ側だって軍人です。

英軍ノロマ。米の指揮系統を理解しなかっただの言われてますね。連合軍は大変だな。カナダ、オーストリラア、ニュージーランド、英国連邦壮大。加えて英国亡命中のポーランド志願兵。あとノルウェーか。まとめるのはちょっとたいそう。当時は英仏が強かったのかな。今は米国が世界警察すぎる。納得いかないけれど、俺はHEROと思わないとやってられないのは想像できる。

キャタピラを考えた人は天才。惚れ惚れする適応力。ただ、戦車は視界が狭すぎる。初号機がブリテン製ならしかたあるまい。一人乗りで頭出てたけどね。

最初の20分でちょっとわくわくし過ぎた。黒澤明監督オマージュしか思い出せん。
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by 18682012 | 2011-02-25 23:00 | 映画